ライザップなどのプライベートジムでは、トレーニングに無酸素運動が取り入れられています。ウェイトトレーニングなど負荷を用いた運動がそれにあたります。

ダイエットトレーニングではこの無酸素運動以外にも有酸素運動も有効であると言われています。では、有酸素運動とはどんな運動なのか?また無酸素運動との違いは何なのか?解説します。

長く弱い負荷で脂肪を燃焼させる

有酸素運動を分かりやすく説明した場合、筋肉に短い時間に強い負荷を掛けるのが無酸素運動、長い時間弱い負荷を掛けるのが有酸素運動であると言えます。有酸素運動は脂肪の燃焼に効果的であり、プライベートジムでも取り入れているところがあります。

しかしながら、プライベートジムにおけるトレーニングは、無酸素運動がメインでもあります。なぜ、有酸素運動より無酸素運動を重視するのか?主な理由について3点ほど説明します。

1.有酸素運動は基礎代謝の向上には不向き
2.有酸素運動では短期間のトレーニングでは効果が現れにくい
3.有酸素運動は無酸素運動と共に行うことが効果的

1.有酸素運動は基礎代謝の向上には不向き

多くのプライベートジムのダイエットに対する考え方は、糖質を抑えて基礎代謝を向上させ太りにくくすることにあります。ウェイトトレーニングなどの無酸素運動は、基礎代謝の向上に欠かせない筋肉の成長を促進させます。

有酸素運動は20分以上続けることで、体内に酸素が供給されて糖質や脂肪を燃焼させていきます。そのため、有酸素運動自体はダイエットに有効であり、効果的な運動方法でもあります。

有酸素運動は筋肉の超回復が起こりにくい

ですが、有酸素運動は弱い負荷で長時間に渡る運動のため、筋肉に刺激が行きにくく成長にはあまり向いていません。無酸素運動では筋肉に負荷を掛けることで、筋肉の繊維組織を壊したあと、回復していきます。

一般に超回復といわれる現象が起こり、筋肉が増強され、代謝も上がるのです。しかし、負荷の弱い有酸素運動ではこの超回復が起こりにくいため、プライベートジムのトレーニングではあまり取り入れられていません。

2.有酸素運動では短期間のトレーニングでは効果が現れにくい

有酸素運動は、長い時間をかけて肥満の元である脂肪を燃焼させる利点があります。そのため、長期間継続すればダイエット効果が上がることは事実なのですが、忙しい現代人にとっては長期間のトレーニングは難しいことでもあります。

また、筋肉を成長させることで、太りにくくするという点からみても有効ではないため、有酸素運動は一度やめてしまうと、リバウンドが起こりやすい面もあります。

有酸素運動は長時間のトレーニングが必要

有酸素運動そのものには、心肺機能を高め血流の改善が起こり、成人病予防にも効果的などメリットも多い運動でもあります。ただし、やはり無酸素運動に比べ効果には時間がかかるため、忙しい方には難しい運動かもしれません。

3.有酸素運動は無酸素運動と共に行うことが効果的

有酸素運動そのものはダイエットに効果があります。そのため無酸素運動だけでなく有酸素運動を取り入れているプライベートジムもあります。

有酸素運動だけでもダイエットは可能ですが、有酸素運動で肥満の原因である脂肪を燃焼させるには長い時間がかかります。有酸素運動においても、まず、糖質が燃焼されそれから脂肪が分解されるからです。

肥満の方はこの体内の糖質が多いため、脂肪を分解するまでより時間が必要になるのです。また、一般的に肥満の方は基礎代謝が低い=筋肉の量の低くなりがちなので、有酸素運動によるダイエットよりも、無酸素運動によるダイエットの方が効率が良いと言えるでしょう。

有酸素運動+無酸素運動で更なる効果も

無酸素運動で筋肉が成長すると基礎代謝が上がります。基礎代謝が向上すると糖質だけでなく脂肪も消費する量が増えるため、無酸素運動後の有酸素運動は脂肪の燃焼に効果が高いのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?無酸素運動、有酸素運動ともにダイエットに効果があり、どちらかだけが正しいというわけでもありません。

多くのプライベートジムで無酸素運動を中心に取り入れているのは、短期間で効果が出やすいためでもあります。ただ、プライベートジムの中では有酸素運動も行うことを推奨しているところもあります。

どちらの運動もやはり正しい知識の上で行うことが大切です。