運動や食事以外で意識していること①
たまに、「普段食事や運動以外で気をつけてることは?」
と聞かれることがあります。
今回はそれを、数回に分けて少しずつ紹介していきたいと思います❗️
「同じ姿勢で長時間いない」
人間の体は同じ姿勢で20分以上いると、身体がだんだんと硬くなり、
形状記憶のように筋肉や関節が固まります。
そこから正常な身体の状態に戻す為には倍以上………
場合によっては、約8時間の自力での正しい姿勢の矯正が必要とも言われています。
同じ姿勢で居続ける状態が慢性的に長く続くことで…
・肩こり
・猫背
・腰痛
・手足のむくみ
・ストレートネック
・頭痛
・筋肉の硬直
・筋力低下
・身体の歪み
など、これ以外にも様々なことが複合的に起こる可能性が高くなります☝️
例えば、猫背→ストレートネック→肩こり→頭痛といった連鎖のように、
どこか一つ悪くなると、芋づる式に様々な部分に悪影響をもたらします😨
そう考えると、特に、歪んだ悪姿勢のまま、長時間動かずにいると、
身体がどうなるか…というのは考えるだけでも怖いですよね😱💦
こんな怖い病気も…
「エコノミークラス症候群」という病気を
みなさん聞かれたことはあると思います。
この病気も長時間同じ姿勢で居続けることが原因で起こります。
もちろん、それだけが原因ではありませんが、
少なくとも引き起こす一つの要因ではあります。
簡単に説明すると、長時間同じ姿勢でいることで、
血流が悪くなり、血管の中に血の塊(血栓)が作られ、
その血栓によって呼吸困難や動悸を引き起こす病気です。
それが起こりやすいのが飛行機に乗った際の条件(機内の乾燥や低血圧等)と
重なることが多いため、「エコノミークラス症候群」と言われています。
ただ、最近では、地震など天災時に車中泊をしていた方が
このエコノミークラス症候群になったという症例もありますので、
飛行機に頻繁に乗る人だけがなる病気ではなくなっています。
まとめ
このように姿勢や病気の観点だけから見ても、
長時間同じ姿勢でいることのメリットはほぼありません。
まずは、20分以上なるべく同じ姿勢で居ないよう意識し、
立ち上がってストレッチや肩を回してみたり、
それが難しいような状況の時は、つま先やかかとを少し
上下運動させてみたりするだけでも良いので、
体を少しでも同じ状態でないように気を付けてみてください❗️