ピラティスとヨガの違い？

現在、ザ・プライベートジムではピラティスを用いたトレーニングを

お客様に提供する機会が増え、大変ご好評を頂いております✨

そんな中で、「ピラティスとヨガの違いって何ですか？」と

ご質問をいただくことが度々あります。

ネット検索でもよく「ピラティス　ヨガ　違い」というワードを見かけます🔍

そんなよくあるご質問について本日は簡単に解説します📖👓

まず、ヨガですが、そもそもの起源は元々は宗教から生まれたものと言われています。

その歴史は約4,500年前のインダス文明まで遡ります🧘‍♀️🇮🇳

一方で、ピラティスは第一次世界大戦中の負傷兵のリハビリから生まれたエクササイズです。

ジョセフ・ピラティス博士が考案したことから「ピラティス」という名前が付いています。

そもそも、それぞれの起源が異なる訳ですから、

エクササイズの概念も本質もやり方も当然異なるのです☝️

全て掘り下げると書ききれないので、今回は単純な両者の違いを見ていきます。

ヨガ

【目的】心（精神）と体を結びつけ、バランスを保ち、精神的な安定や集中力を高めます。

【呼吸法】腹式呼吸を基本とし、瞑想法などを用いて、副交感神経を刺激して心身の調和やリラックスを促します。

【エクササイズ】ポーズと呼吸法を連動させて行います。静と動が明確に分かれているのも特徴的です。

【動作】「静止」をベースとして行います。

ピラティス

【目的】体幹の強化やバランスの向上、姿勢や身体機能の改善を促し、身体の本来の機能を取り戻します。

【呼吸法】胸式呼吸を基本とし、交感神経を刺激して心身を活性化させる。また、ラテラル呼吸（胸式呼吸と腹式呼吸を組み合わせたもの）も用いることもあります。

【エクササイズ】インナーマッスルを常に意識して動かすメソッド。

【動作】静止状態が殆どなく、絶えず体を動かす「動き（ムーブメント）」がベースです。

ヨガとピラティスどっちが良いの？

このように、ピラティスとヨガは一見似ているようで、

目的や動作が全く異なるエクササイズです。

よく「どっちの方がおすすめ？」と聞かれることがありますが、

どういった目的、悩みがあるかなどによってご自身で選んで頂くのが良いです。

ヨガは精神安定やリラックス効果がありますので、

心が疲弊しやすい方や自然治癒力を高めたい方にオススメですし、

ピラティスは姿勢改善や身体機能・体幹力の向上を目的としていますので、

体に何らかの不具合（例えば肩こりや腰痛など）に悩んでいる方、

また筋トレの質を向上させたい方に特にオススメです。

ただ、いずれのエクササイズに共通して言えることは「継続」が最も大切だということ。

やってみたけど変化が分からない…とすぐに止めてしまっては勿体ないです☝️

ピラティス創始者のジョセフ・H・ピラティス博士の言葉で

「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で全てが変わる」という言葉があります。

効果に個人差はあるものの、継続しなければ意味がないということを示しています。

短期での減量等は必ずと言っていい程、リバウンドします。

目先の結果だけに捉われず、一生お付き合いする自分の体ですから、

継続してやっていけるものを日常の習慣として取り入れてみましょう✨